ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –
ワニブックス
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「慣れ」についてがこの本の大きなテーマ
手に負えない情報量
ネットで世界中のニュースが見れる。FacebookやLINEなどのSNSで、友人だけじゃなく世界中の人たちの書き込みを見れる。YouTube・アプリなど、情報が溢れかえっています。
「人間は5万年前のハードウェア」と、佐々木さんは表現していて、人間の脳は5万年前から進化していないそうです。ハードウェアは変わらないのに、情報もモノも詰め込みすぎているのです。
溢れかえる情報の中から取捨選択し、本当に必要な情報だけを手に入れるようにすると、新しくインプットする余裕もでき、「今」を楽しめます。結果、幸せを感じらるようになるのだと思います。
私は、この本を読んで、早速私に届くメルマガの整理をはじめました。本当に必要なものだけを残し、その他は配信停止作業をしています。毎日、メールを削除するだけでも手が取られていたので、その分時間に余裕ができると思います。
「いつか」必要になるかもしれないもの「かつて」必要だったものを捨てる
佐々木さんは、モノを「今」必要かどうかを問い続けた結果、「いつか」必要になるかもしれないもの「かつて」必要だったものも全部今はないそう。
その結果、「今」に集中できるようになり、幸せを感じるようになった。どんな暮らしをしていても人と比べることもなく、ただ「今」を味わって生きることができるようになったそうです。
この本を読んで、私はあるものを捨てる決意をしました。
それは、次男が生まれながらに持っている病気に関する検査結果です。何度も検査をしたその結果をずっと残していました。
今は、次男はなんの支障もなく元気に過ごしています。でも生まれたばかりの時は、本当に人並みに生活出来るのか心配で心配でたまりませんでした。
元気に成長してくれてる今でも、その検査結果を見ると当時の記憶がよみがえり胸が締め付けられる気分になっていました。
それを捨てたことで、この先、「検査結果」というモノによって過去に胸を締め付けられることはなくなります。過去から自由になれるような気がしています。
まとめ
この本を読んで、再びモノを手放したくなりました。
「今」を大切に生きる。そのために、今の私にはモノを捨てることは必要だと思います。
毎日、季節の移ろいを感じ、家族や友人に感謝し、生きていきたいです。
あなたも一緒にミニマリストを目指してみませんか?